VFC Colt Mk18 Mod1 Axisチューン

VFC Colt Mk18 Mod1 Axisチューン
VFC Colt Mk18 Mod1 Axisチューン
 

ハイレートスプリング、VFC Colt Mk18 Mod1のAxisチューンで使った構成です。分解から初速調整までを、順番に整理しました。

ハイレートスプリングとAxisチューンの要点

  • ベースは、VFC Colt Mk18 Mod1電動ガン
  • 軸受けは、ORGA SUS420 8mm軸受け
  • シリンダーは、MagnusシリンダーセットVer2~Ver6
  • ピストンは、J-Armament製14歯メタルTeethピストン
  • ギアは、J-Armament製18:1強化ギアとセクターチップ
  • スプリングは、Axisスプリング従来用

VFC Colt Mk18 Mod1 電動ガン Axisチューン

今回はVFC Colt Mk18 Mod1 Axisチューンの様子をご紹介させて頂きます。
※今回掲載する銃はオーナー様にてストックとグリップ、フロントグリップなどが交換されております。

また、外装が違っていても、内部の作業は共通です。そのため、ハイレートスプリングを入れる流れも、ほぼ同じです。

VFC Colt Mk18 Mod1 電動ガン本体はこちら

VFC Colt Mk18 Mod1電動ガンの全体

VFC Colt Mk18 Mod1 電動ガン 分解作業

フレームロックピン(F)の位置を示したレシーバー
それでは早速作業に入ります。
フレームロックピン(F)を抜きます。

フレームロックピン(F)は、アッパーとロアをつなぐピンです。そのため、最初に抜いて、二つに分けます。


ハイレートスプリングを入れる前の外装分解

分解したアッパーとロアレシーバー
アッパーとロアを分解しストックも外しておきます。

ストックは、ロアに付いたままだと、作業の邪魔になります。そのため、先に外しておきます。


ストックパイプの固定ネジを外す様子
ストックパイプの中に長めの+ドライバーを差し込み固定ネジを外しストックパイプを外します。

固定ネジは、パイプの奥にあります。そのため、長めのドライバーを使うと、安全に外せます。


グリップエンドを外して取り出すモーター
グリップエンドを外しモーターを取り出してグリップも外します。

モーターは、グリップの中に入っています。例えば、グリップエンドを外してから、順番に取り出します。


外すピン類とアンビセレクターレバー
ボルトストップ・マガジンキャッチ・フレームロックピン(R)・トリガーロックピンを外せば普通はOKですが、これはアンビ仕様になっておりましたのでセレクターレバーも外します。

ピン類は、機種によって数が違います。今回は、アンビ仕様だったため、セレクターレバーも外しました。


ハイレートスプリング用メカボの取り出し

ハイレートスプリング用に取り出したメカボ
これでメカボが取り出せます。

メカボを取り出したら、ハイレートスプリングの交換に入れます。そのため、次はスプリングガイドを確認します。


QDスプリングガイドを外す様子
QDスプリングガイドを外します。
メカボを開けずにスプリングを取り出せるこの機構ほんとに便利ですね!

QDスプリングガイドは、メカボを開けずにスプリングを抜ける機構です。そのため、ハイレートスプリングの交換も楽になります。


開けたメカボ
メカボを開けます。


ハイレートスプリングに備えた軸受け交換

ハイレートスプリングに備えて軸受けを組み込んだメカボのシェル
メカボ内のパーツを外し洗浄します。
軸受けは耐久性向上の為ORGA SUS420 8mm軸受けを組込みます。
軸受けの固定方法をYouTubeで動画をUPしておりますので宜しければこちらよりご覧ください。

軸受けは、メカボの強度に関わる部分です。そのため、ハイレートスプリングを使うなら、早めに交換しておきます。


ハイレートスプリング対応のシリンダー

ハイレートスプリング対応のMagnusシリンダーセット
軸受けの接着剤が乾くまで時間が掛かるのでシリンダー周りを作っておきます。
シリンダ-は飛距離アップ効果のあるボアアップのMagnusシリンダーセットVer2~Ver6を組込ます。
メカボの種類によっては少し長さが長い場合がございます。その際はリューター等で削って長さを調整して下さい。

シリンダーが長い場合は、リューターで削って調整します。例えば、メカボの種類によって、数ミリの差が出ます。

シリンダーヘッドの組込みですがMagnusシリンダーには既存のシリンダーヘッドを使用します。
シリンダーヘッドの周りにシールテープを4~5巻きしシリンダーに押し込みます。
はみ出たシールテープはカッター等で切り落として下さい。
シリンダーヘッドの詳しい組込み方はORGAブログにて掲載しておりますので宜しければこちらからご覧下さい。

シリンダーヘッドの組込みは、気密に直結します。そのため、ブログの解説も見て、丁寧に進めます。


ハイレートスプリングとメタルTeethピストン

ハイレートスプリングに合わせたメタルTeethのピストン
ピストンも耐久性向上の為にJ-Armament製14歯メタルTeethピストンを使用します。
ハイレートスプリングにはメタルTeethピストンの組み合わせがベストです。
弱いレートのスプリングではさほど負担が掛からないのでプラTeethのピストンでも大丈夫ですが、
高いレートのスプリングを使用する場合は耐久性のあるメタルTeethのピストンを使用しましょう。

メタルTeethのピストンは、耐久性が高いのが特徴です。そのため、ハイレートスプリングの負荷にも耐えます。

このピストンは耐久性とコストパフォーマンスに優れ、14歯となっておりますので、通常のサイクルでもハイサイクルでも使用が出来ます。
ピストンを交換した際はメカボ内でピストンが負荷なく動くか確認が必要です。

ピストンの動きは、メカボ内で必ず確認します。例えば、引っ掛かりがあれば、すぐに原因を探します。


ハイレートスプリングを支えるタペットプレート

ハイレートスプリングに備えたGUARDER タペットプレート
タペットプレートも耐久性向上の為にGUARDER タペットプレート Ver.2用を使用します。

タペットプレートは、ノズルを前後に動かす部品です。そのため、ハイレートスプリングを入れるなら、強化タイプが安心です。


ハイレートスプリングとノズルの組み合わせ

でんでんむしノズル
ノズルは集弾性向上の為にでんでんむしM4用を使用します。
このノズルは先端が特殊な形状となっており、チャンバー内で毎回同じ位置にBB弾がセットされる事によりBB弾の回転数が安定し集弾性向上に繋がります。
ノズルを交換した際はチャンバー内で抵抗なく動くか検証が必要です。

ノズルの確認は、チャンバーとの相性を見る作業です。例えば、動きが重ければ、組み込み方を見直します。

検証の必要性はこちらにて説明しております。


組み上げたシリンダー周り
シリンダー内とノズルの内側にグリスを薄く塗り伸ばし、シリンダー周りを組み上げます。
シリンダー内のグリスアップは、指でシリンダー内に薄く塗り延ばします。
その際ノズルの先端を指で押さえピストンを前後させて気密漏れがないかチェックします。

気密漏れは、初速の低下につながります。そのため、ハイレートスプリングの性能を活かすには、必ずチェックします。


ハイレートスプリング向けのギアとシム調整

ハイレートスプリング向けの強化ギアとセクターチップ
軸受けの接着が乾いたらギア周りに取り掛かります。
ギアはJ-Armament製18:1強化ギアと給弾不良対策としてセクターチップを使用します。
ギアの材質はスチール製で高耐久、精度も良くコストパフォーマンスに優れたパーツです。

18:1のギアは、トルク重視の比率です。そのため、ハイレートスプリングを引くのに向いています。

セクターチップの組込み方のコツはこちらよりご覧ください。


シムを並べたメカボ
続いてシム調整を行います。スパーの下がメカボに擦らない程度に薄めの物を選択し、セクターとベベルの下はスパーに擦らない物を選択します。
上のシムはメカボを閉じてネジを数本絞めてクリアランスをチェックします。
ギアのクリアランスは0.05~0.1mm程度を目安にして下さい。

クリアランスは、狭すぎても広すぎても、不具合が出ます。そのため、0.05~0.1mmを目安に調整します。

メカボを閉じてネジを数本絞めて指でセクターを回した時に抵抗無くカラカラと回るのが理想です。
シム調整のコツもYouTubeにて動画をUPしておりますのでこちらよりご覧ください。


ハイレートスプリングのためのグリスと潤滑

ギアのグリスアップに使うグリス
ギアのグリスアップを行います。
少量をギアの歯に塗布し筆などで薄く塗り延ばして下さい。

グリスは、塗り過ぎないことが大切です。そのため、筆で薄く延ばして、ギアの抵抗を減らします。


ギアとシリンダーを組み込んだメカボ
メカボ内の外したパーツを組んで、ギア周りとシリンダー周りも組込ます。
ギアの軸、ピストンレール、タペットプレート周りなど摩擦が発生する部分には必ず潤滑材を塗りましょう。

潤滑は、摩擦が出る部分に集中して行います。例えば、ピストンレールやタペットプレート周りです。


潤滑に使うガンオイル


ハイレートスプリングの組込みとグリップ交換

ハイレートスプリングを入れたメカボ
メカボを閉じたら定番中の定番スプリングのAxisスプリング従来用を入れてQDスプリングガイドで組込みます。

Axisスプリングは、ハイレートスプリングの代表格です。そのため、定番中の定番として、多くの電動ガンで使われます。


グリップと交換前のモーター
メカボロアに組込みグリップも取り付けます。
モーターはオーナー様にてLONEX-A2に変更済でしたのでそのまま使用します。
後々判った事ですが、このグリップが原因でギア異音やコネクター部に異常な発熱が発生しておりました。
Mk18MOd1の純正グリップに交換して不具合は解消されました。
グリップ交換の際にはくれぐれもご注意下さい。

グリップ交換は、思わぬ不具合の原因になります。そのため、ギアの異音やコネクターの発熱があれば、まずグリップを疑います。


ハイレートスプリング後のバレルとHOP

バレルとHOPユニット
ロア周りチューンが終わったのでフロント周りのチューンに入ります。
チャンバーを分解しインナーバレルとHOPアームを取り出します。


MagnusHDインナーバレル
インナーバレルはAxisチューンとの相性が良いMagnusHDバレルを使用します。
ワイドボアのバレルは内壁にBB弾が当たり回転を乱す事を最小限に抑え、それにより弾道が安定します。

ワイドボアは、内径が太いインナーバレルのことです。そのため、BB弾が内壁に当たりにくくなります。


ORGA DIMENSION フラットHOP
面HOPはORGA DIMENSION フラットHOPを使用します。
多くのチャンバーにカット無しで使用出来るので簡単に組み込む事が出来ますが、念の為バレルを組まずにHOPだけチャンバーに組込み開口部に当たらずにスムーズにHOPが降りるかチェックして下さい。
こちらも弾道を安定させる必須パーツとなります。

面HOPは、線でBB弾に回転を与えます。そのため、ハイレートスプリングの高い初速でも、弾道が安定しやすくなります。

通常のHOPはBB弾が通過する際に点でHOPを掛けますがこれに対し面HOPは線でHOPを掛けるのでBB弾の回転数が安定します。
DIMENSIONフラットHOPをHOPアームに接着します。接着をしないと使用している間にずれてしまう事があるので接着は必須です。


ハイレートスプリング後の初速調整

チャンバーにインナーバレルとHOPを組込み、ノズルが入る部分から覗き込みHOPを下してきてHOPが水平に降りてきてるかチェックして下さい。
これらを組み込んで初速の調整です。インナーバレル長で初速の調整を行います。
初速は同じ条件の場合はインナーバレルが短いと初速は低く、長いと高くなります。

初速は、バレル長で調整します。そのため、ハイレートスプリングを使う場合は、長さを少しずつ変えて測定します。

初速調整が終わったら室内での作業は終了となります。
ロングレンジでの試射を行い弾道や飛距離のチェックをし作業は完了となります。

最後の試射は、屋外のロングレンジで行います。そのため、弾道と飛距離の両方を確認します。

ハイレートスプリングとAxisチューンの構成一覧

箇所 パーツ ポイント
軸受け ORGA SUS420 8mm軸受け 耐久性向上
シリンダー MagnusシリンダーセットVer2~Ver6 ボアアップ
ピストン J-Armament製14歯メタルTeethピストン ハイレートに対応
タペットプレート GUARDER タペットプレート Ver.2用 耐久性向上
ノズル でんでんむしM4用 集弾性向上
ギア J-Armament製18:1強化ギア スチール製で高耐久
給弾 セクターチップ 給弾不良対策
スプリング Axisスプリング従来用 QDスプリングガイドで組込み
インナーバレル MagnusHDバレル 弾道が安定
HOP ORGA DIMENSION フラットHOP 接着は必須

ハイレートスプリングに関するよくある質問(Q&A)

Q. ハイレートスプリングには、どのピストンが合いますか?

メタルTeethのピストンが合います。14歯なので、通常サイクルでもハイサイクルでも使えます。

Q. ハイレートスプリングを入れる前に、何を交換しますか?

軸受けとタペットプレートを交換します。そのため、耐久性が上がり、安心して使えます。

Q. ハイレートスプリングの交換は、メカボを開けますか?

QDスプリングガイドなら、開けずに取り出せます。そのため、交換作業が楽になります。

Q. ハイレートスプリングで、ギアは何を使いますか?

J-Armament製18:1強化ギアです。スチール製で高耐久、トルクも十分です。

Q. ハイレートスプリングを使うと、グリップ交換で何が起きますか?

グリップが原因で、ギアの異音や、コネクター部の発熱が出ることがあります。純正グリップに戻すと、解消しました。

Q. ハイレートスプリングを入れた後、ギアのクリアランスはどのくらいですか?

0.05~0.1mm程度です。そのため、指でセクターを回して、抵抗なく回るのが理想です。

Q. 面HOPは、ハイレートスプリングと相性が良いですか?

はい。線でBB弾に回転を与えるため、高い初速でも、回転数が安定します。

Q. ハイレートスプリング使用時の初速は、どう調整しますか?

インナーバレルの長さで調整します。同じ条件なら、短いと低く、長いと高くなります。

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